JSON Web トークン (JWT) を使用すると、ServiceNow と外部 API プロバイダーの間でユーザーの介入を必要とせずにサーバー間 API のやり取りを設定する機能が有効化されます。このサポートにより、Integration Hub や JWT を使用する他の自動化タスクが、API およびサービスとさまざまなプロバイダーとの統合を構成できるようになります。

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このタスクについて

次のタスクは、OAuth 2.0 クライアント認証および認証権限許可に JWT を使用するように ServiceNow を設定する方法を示しています。ServiceNow は OAuth クライアントで、Box や Docusign などの OAuth プロバイダーを構成できます。

手順

  1. Java KeyStore 証明書のアップロード
    JWT クライアント認証を有効にするために使用する JKS 証明書をインスタンスに添付します。
  2. JWT 署名キーの構成
    Java KeyStore (JKS) 証明書にアサインする JWT 署名キーを作成します。
  3. JWT 署名キーを使用した JWT プロバイダーの作成
    JWT プロバイダーを ServiceNow インスタンスに追加します。
  4. サードパーティ OAuth プロバイダーへの接続
    ServiceNow アプリケーションレジストリのデフォルトの権限許可タイプとして JWT ベアラーを使用して、サードパーティ OAuth プロバイダーを作成します。
  5. OAuth プロファイルの指定
    OAuth プロバイダーの OAuth エンティティプロファイルを開き、JWT プロバイダーをアサインします。

Java KeyStore 証明書のアップロード

JWT クライアント認証を有効にするために使用する Java KeyStore (JKS) 証明書をインスタンスに添付します。

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手順

  1. [すべて] > [複数プロバイダー SSO (Multi-Provider SSO)] > [x509 証明書] に移動します。
  2. 必要に応じてフォームに入力します。
  3. [送信] をクリックします。

JWT 署名キーの構成

Java KeyStore (JKS) 証明書にアサインする JSON Web トークン (JWT) 署名キーを作成します。

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手順

  1. [すべて] > [システム OAuth] > [JWT キー]に移動します。
  2. 必要に応じてフォームに入力します。
  3. [送信] をクリックします。

JWT 署名キーを使用した JWT プロバイダーの作成

JSON Web トークン (JWT) プロバイダーを ServiceNow インスタンスに追加します。

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手順

  1. [すべて] > [システム OAuth] > [JWT プロバイダー]に移動します。
  2. フォームに入力し、[送信] をクリックします。
    オプション説明
    名前 JWT プロバイダー構成の一意の名前
    有効期限の間隔 (秒) JWT プロバイダーによって生成されたトークンの有効期間 (秒)
    署名構成 適用する ServiceNow JWT 署名キー構成