本番インスタンスで App Engine Management Center (AEMC) を使用して、App Engine Studio (AES) の要求、展開、アプリケーション、共同開発者を追跡および管理します。 さらに、AEMC を使用すると、管理者はアプリ開発を取り込みから本番まで管理できます。

AEMC は、パイプラインと展開 を使用して、さまざまなインスタンスを介してアプリケーションを展開します。パイプラインと展開 は、Application Repository を使用してこれらの展開を管理します。詳細については、「ServiceNow アプリケーションリポジトリ」を参照してください。

各アプリケーションは、Application Repository または System Update Sets を使用して展開できます。過去に更新セットを使用していても、Application Repository を使用するように切り替えたい場合は、代わりに Application Repository を使用して 1 回限りの変換を行い、アプリを展開できます。すべてのアプリが同じ展開に従う必要はありません。詳細については、「アプリケーションリポジトリでカスタムアプリケーションを変換してアップグレードする」と「システム更新セット」を参照してください。

表 : 1.
App Engine Management Center に関する詳細 ServiceNow リソース

AEMC はどのインスタンスでも使用できますが、完全に機能させるには AEMC を本番インスタンスにインストールする必要があります。また、本番環境のコントローラーインスタンスを使用して展開パイプラインを設定する必要があります。詳細については、「パイプラインと展開 の構成」を参照してください。

App Engine Management Center を使用して大規模なローコードアプリ開発を管理する

App Engine Management Center ポッドキャストエピソード

クリエーターツールボックス | App Engine Management Center

AEMC のナビゲーション

AEMC の概要画面から、プライマリナビゲーション バーのアイコンを選択して、[要求]、[パイプライン]、[カスタムアプリ]、[開発者] の 4 つの追加ビューに移動できます。

表 : 2. AEMC プライマリナビゲーションバー
ページ説明
概要 すべての取り込みアプリケーション、コラボレーション、展開要求の概要ビューです。過去 90 日間の各タイプの新しい要求を示すグラフがあります。また、パイプラインとアプリケーション測定基準の概要を表示することもできます。
要求 承認ステータス別に分類された各要求タイプの完全なリストです。
パイプライン 各インスタンスおよび各パイプライン内のオープンな展開要求の数の概要ビューです。パイプラインまたはパイプライン内の環境を選択すると、すべてのアクティブな展開要求が表示されます。
注: 本番インスタンスの展開要求を表示すると、その環境のすべての [クローズ済み (公開済み)] の展開要求が一覧表示されます。
カスタムアプリケーション アクティブなアプリケーションのステータスを示すチャートとグラフ、および開発中または本番環境のすべてのカスタムアプリのリスト。使用情報、展開履歴、協力者など、個々のアプリの詳細を表示できます。
開発者 開発者の総数とアクティブ開発者、および部門別の開発者を示すチャートおよびグラフです。協力者として関与したアプリや要求履歴など、個々の開発者の詳細を表示できます。