クライアントスクリプトを使用すると、フォームの読み込み時、フォームの送信後、フィールドの値の変更時など、クライアントベースのイベントが発生したときに、システムがクライアント (Web ブラウザー) で JavaScript を実行できます。

クライアントスクリプトを使用して、ユーザーがフォームを使用しているときに、フォーム、フォームフィールド、およびフィールド値を設定します。クライアントスクリプトでは次を行うことができます。

  • フィールドの非表示または表示を切り替える
  • フィールドを読み取り専用または書き込み可能にする
  • ユーザーのロールに基づいてフィールドをオプションまたは必須にする
  • 他のフィールドの値に基づいて 1 つのフィールドの値を設定する
  • ユーザーのロールに基づいて選択リストのオプションを変更する
  • フィールドの値に基づいてメッセージを表示する
警告:

クライアントスクリプトは、フォームのユーザーエクスペリエンスを最適化することを目的としています。クライアントスクリプトは、データへの不要なアクセスを保護するためのものではありません。

データへの不要なアクセスを防ぐために、ACL またはデータポリシーを使用して機密フィールドを非表示にするか、読み取り専用にします。

詳細については、「アクセス制御リストのルール」または「データポリシー」を参照してください。

クライアントスクリプトが実行される場所

onCellEdit クライアントスクリプトを除き、クライアントスクリプトはフォームおよび検索ページにのみ適用されます。フォームのフィールド値を制御するクライアントスクリプトを作成する場合は、別の方法を使用してリスト内のフィールド値を制御する必要があります。
  • フィールド値を編集できるユーザーを制限するアクセス制御を作成します。
  • コンテンツを検証するビジネスルールを作成します。
  • コンテンツを検証するデータポリシーを作成します。
  • onCellEdit() クライアントスクリプトを作成してコンテンツを検証します。
  • テーブルのリスト編集を無効にします。
注: クライアントスクリプトは ServiceNow モバイル アプリケーションではサポートされていません。

クライアントスクリプトフォーム